2017年8月27日日曜日
ベトナム人は何故列に並ばないのか?
ベトナム人が列に並ばない、割り込み放題というのは、ハノイでは当たり前のことです(笑)
無論、その理由は、そういう公共のマナーの様な文明的な教育や躾を受けていないからです。
例えば、ケンタッキーフライドチキンのキャッシャーで並んでいたとします。
ベトナム人のガキが平気で私の前に割り込んで来ます。
張り倒したろか、このガキ。
と思っていると、母親らしきおばはんが来ました。
子供に注意するかと思ったら、子供と一緒に並びやがりました(笑)
あるいは、スーパーのレジで並んでいたとします。
いよいよ次は私の番だ!と思っていると、横からおばはんが現れ、レジのカウンターに品物を置き始めます。
こういう場合、黙っているとレジ係は阿呆なので、平然とその品物を処理し出します。
ですから、私はおばはんの品物を後ろに放り投げてやります(笑)
おばはんは、
#$%&#’$#!!!
と、何やらベトナム語で喚いて怒っています(笑)
うるせー、ババァ。得意の包丁持って出直して来い、ぼけ。
と、言って上げると(日本語ですが。笑)、スタッフのおっさん達が現れ、おばはんをなだめ、列に並ぶように説得しています。
こんなことはハノイでは日常茶飯事に起きます。
しかし、私は疑問に思っていることがあります。
教育や躾ができていないからと言って、人はここまで平然といけしゃーしゃーに人が並んでいる列に割り込めるものなのか?
一応、連中は「割り込むことが何となく悪いことだ」ということぐらいは理解しているようです。
そんな折、あることを思い出しました。
1980年代の初頭、小僧だった私は、米国の某州に住んでいました。
その頃米国で耳にしたブラックジョークがあります。
靴の中にベトナム人を10人詰め込む方法
です。
当時は、70年代後半からベトナムを脱出するボートピープル、いわゆる小舟に乗って海を漂流するベトナム難民が国際問題になっていました。
ベトナムの南北統一後、共産党による圧制を逃れようと国外脱出を図ったボートピープルは60万人とも言われています。
大半は、海の藻屑と消えました。
そんな当時、語られていたのが、
ベトナム人を靴の中に10人詰め込む方法を知ってるか?
知らないだろ?
ベトナム人に向かって「その靴は水に浮くぞ!」って言えばいいんだよ。
シニカル過ぎます(笑)
なんでまた、こんな話を思い出したかと言いますと、ベトナムに来て以来、私はよく思うことがあるのです。
それは、ベトナム人のパーソナルスペースは異様に狭い、ということです。
日本の場合も、たいがい狭いのでうっとぉしいと思うことは、よくあるのですが、ベトナム人の場合は異常と言いますか、ほぼ無いに等しい。
ちょっとした隙間さえあれば、すぐに入って来ようとしますし、知らない奴が妙に近づいてくるので、大変キモい(笑)
何故かは知りません。
恐らく、小動物の習性みたいなものか、あるいは、近代個人主義が根ざす歴史がなかったせいかもしれません。
社会主義国家のベトナムで、ジョン・ロックやJ.S.ミル等のブルジョワ思想の書物を読んでいるベトナム人がいるとは思えませんし(笑)
その習性が、ベトナム人生粋の他人への無配慮や文明社会のマナーの欠如等と結びつくと、平気で列に割り込んだりするのではないか?
連中にしてみれば、隙間があったから入っただけなのです(笑)
必ず割り込まれます(笑)
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あッと思っていきなり右車線に進路変更しなければならない車に、割り込ませてあげられる車間距離を保つのもゆとりのある文明国家かも知れません(笑)
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