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2017年12月5日火曜日

実態と建前が乖離する外国人技能実習制度

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外国人技能実習制度に関しては、以前にも記事にしています。

外国人技能実習というインチキ制度

そんな折、↓の記事を見つけました。

神戸大の斉藤准教授に聞く実習生問題【後編】移籍の困難など新制度でも課題山積、正面からの移民制度が必要

↑の記事においても、国が提唱する実習制度の目的と、受け入れ側、並びに送り出し側の実態との乖離を問題にしています。

要するに「わが国の先進的な技能・技術・知識ガー!」なんて言ったところで、受け入れ側は安い労働力が欲しいだけだし、送り出し側は金を稼ぎたいだけということです。

とは言え、こんな誰でも知っているような実態でも、厚生労働省としては、見て見ぬ振りをして建前を押し通すしかありません。
既に、外国人技能実習機構等の認可法人を作ったり、技能実習制度自体は利権となっていますから、今更「駄目だ、こりゃ」等とは言えないのです。

ほんじゃぁ、今回はと言いますと、この外国人技能実習制度の素晴らしい理念と、送り出し側の実態との乖離をご紹介し、厚生労働省の木端役人の間抜けぶりを皆さんに笑って頂こう、という企画です(笑)

まずは、厚生労働省のサイトから、

外国人技能実習・施策概要

技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。

ついでに、外国人技能実習機構の

技能実習の基本理念

技能実習制度は、我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設された制度です。


素晴らしい!
こんなこと、本気で考えているのでしょうか?(笑)

書いている本人達が「建前」と解って書いているなら、まだマシですが、真面目にこんなことを考えているとしたら救いようがないです。

「真面目」というのは、馬鹿の慰めにはなりません。
真面目な馬鹿ほど、ハタ迷惑なものはないのです。

翻って、送り出し機関の実態をご紹介しましょう。


自分の人生が漫画みたいになってきた【ベトナムHOC便利軒】

最高です(笑)

どうですか?この理念と実態のギャップ。
腹痛いちゅうねん(笑)

開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与する人材というのは、腕立て伏せと腕相撲で決められていたのです(笑)

そして、彼らには我が国で培われた技能、技術、知識が伝授され、国際社会との調和ある発展を図っていくらしいです。
腹よじれるちゅうねん(笑)

そら、日本で万引きが増える訳です。
つうか、もう、思う存分万引きして捕まって来い、と言いたいところです。

結局、全員が真面目にふざけているとしか思えません(笑)

あ、全然関係ないですが、HOCさんには、便利屋だけではなく、元警察官という実績を生かして探偵事務所も開設して欲しいと思います。

「日本の元警察官」という肩書があれば、依頼が殺到するのではないでしょうか。

「旦那の浮気相手を殺して欲しい。」とか、パンチの効いた依頼も殺到すること間違いなしです。



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