2017年12月8日金曜日
3年間の啓蒙活動がついに実った日
今朝、社員のベトナム人が足を引きずりながら出社してきた。膝と脛の辺りが擦りむけて痛々しい。
聞くと、横から飛び出してきたおばはんバイクにぶつけられ、転倒したそうである。
人身事故ですやん(笑)
でも、おばはんは謝りもせず、立ち去る(笑)
こんなことはハノイではDefaultなので、社員も大して怒っていない。
そりゃそうだ。
自分が反対の立場であれば、やっぱり謝りもせず立ち去るのだから、そんな時だけ怒っていては、私から、
貴様、どの口が言うか、こら。
この口か?
と、口を捻られることであろう。
そう言えば、私もバイク走行中、何度もぶつけられたことはあるが、ベトナム人の方から謝られたことは一度もなかった。
毎回、無理矢理謝らせているだけである(笑)
一番腹が立ったのは、やはり、私が左折待ち停車中に、バイクの荷台に積んだ看板を私の膝にぶつけてきた阿呆だ。
私が激痛で悶絶している時に、この阿呆は謝りもせず、道路に落ちた看板をせっせと荷台に積み直していたのである(笑)
この光景を見た時、ありがたいことに、アドレナリンが吹き上がり過ぎて膝の痛みが消えたというものだ。
ぶつけた相手の身体より、看板が心配か、こら?
と、まずは、黒澤浩樹・下段回し蹴り で、看板を真っ二つにへし折ってやり、続いて、
サムゴー・ギャットモンテープ・ミドルキック でバイクを破壊。
最後は、世界の荒鷲・坂口征二・ネックハンギングツリーでベトナム人の阿呆を持ち上げると、手足をバタバタさせて「シンロイ!シンロイ!」と叫んだのである。
つーか、ここまでやらないと、あの阿呆どもは謝りもしないのである。
ちなみに、「シンロイ」というのが「ごめんなさい」という意味だということを、この時初めて知った(笑)
さて、そんな中、先日ついに「ベトナム人の方から自発的に謝る」という前代未聞の出来事に遭遇したのである。
これひとえに、この3年間、市中で啓蒙活動を続けた来た賜物である。
それは、私がれいによって左折待ちで停車していた時、後方から車がバックして来て私にぶつかるというあり得ないことが起きた。
後方から直進車が来るなら、まだ解らんでもないが、車がバックして来るなど、全く状況が解らない(笑)
とは言え、バックしてきた車なので、大したスピードも出しておらず、大事でもないので、そのまま行こうとしたら、運転席のドアが開いて運転手が降りて来ようとしている。
降りて来たベトナム人の運転手は、開口一番、
I'm sorry, sir !
な、なんと!
この3年間、そんなことを言われたのは初めてだ(笑)
OMG! Holy crap!!
え、あ、うん、まぁ、あれ、大丈夫、気を付けてね。
と、運転手と別れたのである。
素晴らしい!
感動した!
ハノイに来て3年間・・・。
お前らを蹴り続けてきた甲斐があったというものだ。
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