2017年11月10日金曜日
ベトナム人にも良い人はいるんだぞ!という話
当たり前のことですが、ベトナム人にも良い人はいるのです。ま、9割方アホばかりですが(笑)
阿呆が多い分、良い人は目立ちます。
そして良い人は、とんでもなく良い人だったりします。
先日、外出先からバイクで帰ろうとしたら、エンジンがかかりません。
セルは回るのに、どうにもエンジンが動かないのです。
夜だったので、既にあちこちの修理屋は閉まってる時間帯です。
これは困りました。
こんな所からバイクを押して家まで帰ったら2時間コースです。(休憩込で)
とりあえず、どうすることもできないので、「かくなる上は是非もなし。」と、家まで押して帰ることにしました。
しばらくバイクを押しながら歩いていると、バイクに乗ったベトナム人の兄ちゃんが声を掛けて来ました。
状況的に、ナンパでないことだけは確かです(笑)
どうにもバイクが動かないことが解ると、なんと自分のバイクで私のバイクを押しながら、家まで送ってくれました。
なんて良い人なんだ!
これからはベトナム人を蹴るのは自粛したいと思います。(しばらくは。笑)
そんな訳で、翌日、修理屋にバイクを持って行きました。
ハノイには、あちこちにバイクの修理屋があるのですが、店によって微妙に良し悪しがあります。
私の行きつけの修理屋は、毎回良い仕事をしてくれます。
まず、親父の顔が良い(笑)
ベトナム人の人となりを見極める方法
頑固一徹・バイク一筋30年みたいな顔です(笑)
その親父が若い衆を3~4人使って、店を切り盛りしています。
バイクを持って行くと、若い衆では対応できないようで、親父自らがバイクを分解し出しました。
軒先の椅子に座って見ていると、親父はどんどん分解して行き、ほとんどバイクの原型を保っていません。
ほんとに解ってて分解してんの?・・・
と、不安になって来ます(笑)
ま、しかし、そこはやはりバイク一筋30年の職人(か、どうかは本当のところ解りませんが)です。
何やらヘンテコリンな部品を分解し、よく解らない作業の後、バイクを組み立てると見事にバイクが動きました。
素晴らしい!
しかも、前より格段に調子が良くなっている。
ついでにエンジンオイルも交換してもらい、値段を聞くと20万ドン(1000円)と言います。
やすっ!
申し訳ないので、もう1000円ぐらい渡そうと思いましたが、甘やかすと癖になるのでやめておきました(笑)
代わりと言っては何ですが、近くで身体が不自由なおばはんが5000ドン(25円)ライターを売っていたので、20万ドン(1000円)で買って上げました。
なんて良い人なんだ、わし(笑)
バイクも直ったことなので、早速ジムへ行きました。
受付で「ミネラルウォータ頂戴」と、スタッフに1万ドン(50円)を渡すと、冷蔵庫の中を調べたスタッフは「売り切れでないです。スポーツドリンクしかありません。」と言います。
「じゃぁ、スポーツドリンクでいいや。いくら?」
と聞くと、1万5千ドンと言うので、もう1万ドン渡しました。
「1万ドンじゃなくて1万5千ドンです。」
はぁ??先に1万ドン渡したやんか。5千ドン釣りくれ。
「いえ、もらってないです。」
てめぇ、舐めてんのか、こら。
(ここから日本語。笑)
不穏な空気を察知したマネージャーらしきおっさんが飛んできました。
What can I do for you, Sir?
おっさんに事の顛末を説明している途中に思い出しました。
そう言えば、お前、最初の1万ドンはそこの箱の中に入れただろう。
「あ、ありました!」
こいつ本当に忘れてたのかよ?(笑)
迷わず成仏しろ、3回ぐらい。
I'm terribly sorry, Sir.
と、珍しくベトナム人に謝られ、一件落着しました。
とは言え、大部分のベトナム人は、こういう阿呆ばかりなのです(笑)
ま、しかし、最初の良い人のおかげで、ジムで暴れて出禁にならずに済んだので、良しとせねばなりません。
めでたし、めでたし。
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でも謝った人はマネージャーらしき人であってその忘れてた女性ではないのですよね?(笑)
返信削除たぶん、そのスタッフは「一度にお金を渡さないお前が悪い。」ぐらいに思っていると想像します(笑)
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