2017年9月20日水曜日
フォーと並ぶローカル飯の代表・コムザンはどれが一番マシか?
フォーと並ぶローカル飯の代表と言えば、コムザンという炒飯モドキの食べ物があります。だいたい、フォーを出している小汚いローカルの店へ行けばあります。
但し、炒飯だと思うと不味くて食えないです。
コムザンにもいろいろ種類があるのですが、今回は、その中で「一番マシなものはどれか?」という企画です。
「一番美味しいもの」ではないので、ご注意下さい。
あんなもの食わずに一生が終えれるなら、その方が遥かに幸せです(笑)
ちなみに、Com Rangと書いて、何故だかコムザンと言います。
まずは、Com rang zua bo コムザン・ズーボー
これぞ King of 激マズ!
コムザンの中でも激マズ筆頭として、自信を持ってお勧めできる一品です。
世界激マズ炒飯コンテストを開催すれば、文句なくダントツ、しかも2位以下に周回遅れの差を付け、ぶっちぎりで優勝できるぐらいの実力があります。
逆に食いたくなるでしょう?(笑)
どんなものかと言いますと、何の味付けもせずに炒めただけの炒飯の上に、牛肉、玉ねぎ、よく解らない野菜と葉っぱを炒めたものを載せた食い物です。
で、この炒めものが、何とも言えない酸っぱい味付けで、まー、ご飯に合わない(笑)
炒めものと炒飯を別々の皿に盛ったバージョンもあります。
↑こんな感じ
別々に盛ったというだけで、酸っぱい炒めものと味なし炒飯は同じですから、不味さは変わりません。
値段は3万ドン(150円)。
次、cơm rang trứng、コムザン・チュンと呼びます。
これは先ほどの味付け無しの炒飯に卵を入れて一緒に炒めたもの。
全く味無しですから、きっつい一品です。
値段は2万ドン~2万5千ドン(100円~125円)。
次、cơm rang thập cẩm、コムザン・タプカムと呼びます。
この辺から、炒飯にちょっと味が付いて来ます(笑)
これはミックスベジタブルとヘンテコリンなものを炒飯に混ぜたものです。
基本、コムザンはパサパサ(パラパラではない)なので、一緒に付いてくる白湯みたいなクソ不味いスープと一緒に食べることになるのですが、それがまた一層不味さを際立てるシステムになっています。
値段は3万ドン(150円)です。
次、cơm rang gà、コムザン・ガーと呼びます。
これは、味無し炒飯とフライドチキン(もも肉)に甘辛くしたチリソースをかけたもので、コムザンの中では一番マシです。
ただ残念なことに、どこのローカル店にでもある訳ではなく、KCCというチェーン店か、他名前忘れましたが、同じくチェーン店にしかありません。
ま、チェーン店と言っても、普通のローカル店のように小汚いですから、看板を見ないと見分けがつきません。
(ハノイには結構たくさんの店があります。)
ちなみに、KCCというのは、Kien Can Cook の略らしいんですが、
こんなもの、わしでもCan cookやで。
と、ツッコみたくなります。
つーか、私が作った方が絶対に美味いと思います(笑)
お値段は4万ドン(200円)です。
もう一つ、番外編として、名前は知らないんですが、シーフード・コムザンです。
実はこれが一番マシでなんですが、西湖の南側に集結するローカルのシーフード店に行かないと食べられません。
一緒に、かなり濃いめの醤油が付いてくるので、それを少しだけかけると、まま美味しく頂けます。
お値段も確か8万ドン~10万ドン(400円~500円)ぐらいしたと思います。
注意点としましては、「ついでに他のシーフードもトライしてみよう」などと、たわけた考えは起こさない方が良いです。
何食っても不味いし、得体の知れないものが出て来ます。
という訳で、まずはローカル店でフォーとコムザンを食わねば、ベトナム料理など語れません。
これらを食って、なお「美味い!」と言えるなら、大したものです。
筋金入りの味覚音痴か、あるいは余程のLower Class出身だと恥じた方が良いです(笑)
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はははは でもなんじゃかんじゃと言いながら色々と食っていますね。 パラパラな炒飯がおいしいって言いますが、ベトナムのそれはバサバサ/ボソボソですからね。 逆に一旦炊いた飯で作ったCom Rangの方がマシだったりしますね。
返信削除この3年間「これは美味しいから!」と、ベトナム人に騙され続けています(笑)
削除金融詐欺に何度も引っ掛かる間抜けの気持ちが少しは解るようになりました。
最近、やっと断固拒否できるようになりました(笑)
「ベトナムの食い物は食わない。」
「ローカルレストランには行かない。」
ベトナムで快適に過ごすための鉄則です。