2018年4月1日日曜日
せつない歌
今回は、ベトナムとは何の関係もない話で、かつ、誰も興味のない話ではないかと思われる(笑)
中森明菜が歌う「私は風」という曲がすこぶる良いのである。
「私は風」という曲は、日本のハードロック史上、唯一無二の存在である「カルメン・マキ&OZ」の曲で、曲自体も日本のハードロック史上、最高傑作と言って良い。
(わしが決めた。笑)
で、この曲は、過去、プロ・アマも含め数々のバンド・歌手がカバーしているのだが、他を聞けば聞くほど、カルメン・マキ&OZの圧倒的な素晴らしさが際立つだけなのである。
ところがだ。
中森明菜が歌う「私は風」は、感動的に素晴らしいのである。
元々、この歌は、暗くて悲しい歌なのだが、明菜はこれをハードロックではなくアコースティックにアレンジし、より暗く、悲しく、せつなく、情念的に歌い上げている。
最後、感極まり涙を拭うシーンを見ると、おっちゃんは抱きしめて上げたくなる(笑)
という訳で「私は風」はカルメン・マキと中森明菜で決まりだ。
せつない歌と言えば、もう一つ紹介する。
(2曲とも大画面でご覧ください。)
これは美輪明宏の曲なのだが、初めてこの曲を聞いたのは、老舗のゲイバーのショータイムで中年のニューハーフが歌っていたのを観た(笑)
しかし、それが、かつて若い頃は華やかなスポットライトを浴びていたであろう年老いたニューハーフの姿と重なり、とてもせつなく感動的なものであった。
なんと言うか、小市民的な幸せとは無縁な異形の世界に生きる者の晩年のせつなさみたいなものを感じたのである。
最後、観客にお礼を言い、泣きながら袖の奥へ消えてから、もう一度舞台に現れお辞儀をし、颯爽と舞台を後にする老女優の姿がカッコ良いのである。
そして、この歌がよりせつないのは、明菜の場合は抱きしめて上げたくなるのに、オカマの場合はそうはならないところだ(笑)
何のこっちゃ、よく解らないが(笑)
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